研究課題/領域番号 |
21500392
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験動物学
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研究機関 | 南九州大学 |
研究代表者 |
伊藤 薫 南九州大学, 健康栄養学部, 教授 (70341633)
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連携研究者 |
越本 知大 宮崎大学, フロンティア科学実験総合センター, 教授 (70295210)
伊藤 勝昭 宮崎大学, 農学部, 名誉教授 (70136795)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 疾患モデル / 高脂血症 / 血管機能 / 動脈硬化 / 循環器・高血圧 / 病患モデル |
研究概要 |
ヨ-ロッパモリネズミ(Apodemus sylvaticus)には普通食でも血中コレステロ-ル値が高い個体群が出現するためヒトの高脂血症モデルとして使用できる。このマウスに高コレステロ-ル添加食を負荷しヒトの動脈硬化モデルとして有効かを検討した。高コレステロ-ル添加食を5週間負荷すると血中コレステロ-ル値の上昇が認められ、その上昇の程度は高コレステロ-ルマウス群で有意に大きく、脂肪肝や肝硬変などの病理的変化がみられた。血中コレステロ-ル値の増加に伴い内皮依存性弛緩反応の有意な減弱が認められた。高コレステロ-ル血症では血管内皮細胞の血管保護に関与する機能を障害し、それが動脈硬化を引き起こす-因となることが示唆された。
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