研究課題/領域番号 |
21500403
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医用生体工学・生体材料学
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
小川 良平 富山大学, 大学院・医学薬学研究部(医学), 講師 (60334736)
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研究分担者 |
鍵谷 豪 北里大学, 医療衛生学部, 講師 (30524243)
趙 慶利 富山大学, 大学院・医学薬学研究部(医学), 助教 (90313593)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 生体制御 / 治療 / プロモーター / 遺伝子発現制御 / 遺伝子治療 / マイクロRNA / 遺伝子発現 / 遺伝子冶療 |
研究概要 |
構築した放射線応答性のプロモーター下に各種遺伝子を結合した遺伝子カセットをレトロウイルスベクターで導入する系を確立した。ルシフェラーゼ遺伝子を導入した細胞は、マウス皮下に形成された腫瘍中でもその発現制御が可能であった。自殺遺伝子であるfcy :: fur遺伝子を導入した細胞は、放射線刺激に応じてその発現を増強し、in vitroでの放射線依存性の自殺遺伝子治療が可能であった。また、異なる種類の転写因子の結合配列の使用により前立腺癌細胞で働く放射線応答性プロモーターを取得した。さらに、超音波刺激でマイクロRNAがその発現を変化し、超音波の生物影響に関与しうることを突き止めた。このようなマイクロRNAの標的配列は、遺伝子発現制御に利用できること、さらに、超音波応答性のプロモーターとの組み合わせで、より高性能な遺伝子発現制御システムの構築が可能であることが示された。
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