研究概要 |
通常の電動車椅子が使用できない場合でも,適切な操作インタフェースと操作支援機能の組み合わせによって,車椅子の実用的な走行が実現できる.本研究では,車椅子利用者の操作能力の変化に対応して,知的電動車椅子自身が自らの操作支援能力を調整する仕組みについて検討した.車椅子利用者を増加させるために,全方向移動型,中輪駆動6輪型および前輪駆型の電動車椅子,さらに,ユーザーに適合した様々な操作インタフェースを試作した.これらの知的車椅子に搭載する, 「ポテンシャル法を用いた衝突防止機能」および「走行環境評価機能を持つ操作能力評価方法」を提案した.
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