研究課題/領域番号 |
21500539
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所 |
研究代表者 |
塚原 玲子 愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所, 機能発達学部, 主任研究員 (80227371)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 皮膚交感神経活動 / 意思表示システム / 随意動作 / 中枢コマンド / 交感神経皮膚反応 / 微小神経電図 / 脳性まひ / 潜時 |
研究概要 |
重度運動障害者のための動作によらない意思伝達システム開発のため、随意動作発現の中枢過程と交感神経活動の関わりについて分析した。膝窩部脛骨神経から記録した皮膚交感神経バーストは、随意反応動作において刺激ではなく動作開始に時間的に結びついて出現し、その潜時は電気刺激によって誘発したバースト潜時より短かった。さらに中枢処理時間を推定したところ、動作の実行より前の段階で皮膚交感神経へのコマンドが出力される可能性が示唆された。このことから、有効な動作が起こせないケースでも、交感神経反応に動作の意図が反映されうると考えられた。
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