• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

常圧低酸素トレーニングは一般人の健康・体力つくりに有効か?

研究課題

研究課題/領域番号 21500601
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 スポーツ科学
研究機関横浜市立大学

研究代表者

玉木 伸和  横浜市立大学, 国際総合科学部, 教授 (60106292)

研究期間 (年度) 2009 – 2011
研究課題ステータス 完了 (2011年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
キーワードトレーニング科学 / 常圧低酸素 / 筋力トレーニング / 加圧トレーニング / スポーツ科学 / トレーニング / 低酸素環境 / 健康体力向上
研究概要

日常的にトレーニングをしていない健康な男子大学生を用い,常圧低酸素環境(酸素濃度16%)への急性暴露が筋力および運動中の呼吸循環機能にどのような影響を与えるか,常圧低酸素環境および常酸素環境で持久的なトレーニングの呼吸循環機能に与える効果,そして常圧低酸素環境および加圧ベルトでの筋力トレーニングの効果を検討した。低酸素環境への急性暴露によって,筋力は若干減少する傾向を示したが,統計的には有意ではなかった。また,呼吸筋の酸素消費量も低酸素環境による影響が認められなかった。常圧低酸素環境下での持久的トレーニングの結果,最大下作業中の酸素摂取量および呼吸筋の酸素消費量ともに減少傾向を示したが,統計的な有意差は認められなかった。また,常酸素環境下でトレーニングした結果とも有意差は認められなかった。常圧低酸素環境下および加圧下の筋力トレーニングによって,筋力および周囲長は有意に増加した。しかし,両条件間には有意差を認めなかった。以上のことから,酸素濃度が16%程度の低酸素環境では,常酸素環境下での持久的トレーニングと得られる効果に差がないことが示唆された。しかし,加圧トレーニングと同様の効果が常圧低酸素環境下での筋力トレーニングで得られたことは,四肢以外の筋力トレーニングにも常圧低酸素環境下でのトレーニングが有効であることを示している。また,トレーニング後に貧血などの症状を引き起こすことがない点で,低酸素環境下での筋力トレーニングは一般人に有効であることが示唆された。

報告書

(4件)
  • 2011 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2010 実績報告書
  • 2009 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 備考 (2件)

  • [備考]

    • 関連する報告書
      2011 研究成果報告書
  • [備考]

    • URL

      http://www.yokohama-cu.ac.jp

    • 関連する報告書
      2011 実績報告書

URL: 

公開日: 2009-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi