研究課題
基盤研究(C)
子ども虐待研究において,養育者の情緒応答性の重要性が指摘されている。本研究では,出産後2日目から生後4ヵ月目までの母親の乳児に対する応答性の変容を視線分析によって縦断的に明らかにし,応答性を高める方法を考察することを目的とした。その結果,乳児の社会的微笑の出現によって,母親はそれまで以上に乳児の顔を注視し,接触行動をより多く出現させることが明らかになった。そのことは,社会的微笑出現までの母親の低い応答性を高めるサポートが必要であることを示唆している。
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小児保健研究
巻: 71(3) ページ: 1-6
発達心理学研究
巻: 21(2) ページ: 192-199
110007658196