研究課題/領域番号 |
21500732
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生活科学一般
|
研究機関 | 京都工芸繊維大学 |
研究代表者 |
安永 秀計 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 准教授 (80241298)
|
研究協力者 |
浦川 宏 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 教授
綿岡 勲 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 助教
松原 孝典 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 博士後期課程学生
森本 翔太 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 博士前期課程学生
谷口 幸来 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 博士前期課程学生
矢野 麻美 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 博士前期課程学生
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 生活素材 / 染毛科学 / 天然由来物質 / ヘアカラーリング / カテキン / 酵素 / 人体に安全 / 染色 |
研究概要 |
天然由来物質(バイオベースマテリアル: BM)を用いた本研究により、次の知見・結果が得られた。 (1)(+)-カテキンを酵素酸化することにより、色素【カテキノン】が得られ、これによって毛髪を黄~橙~茶色に染色でき、他のBMの併用によって様々な色調が得られる。(2)皮膚刺激性を示さないカテキノンで染めた毛髪色の洗髪堅ろう度・耐光堅ろう度は十分高く、紫外線でも褪色し難い。(3)カテキノンの化学構造・生成機構を明らかにした。(4)酵素反応における生成速度・生成量を最大にする最適条件と、電気化学・化学酸化合成法を確立した。(5)染料の合成効率を飛躍的に向上させる方法を明らかにした。(6)黒色染毛法を見出した。(7)染料の毛髪への吸着過程と浸透過程を明らかにした。(8)茶抽出物を利用した染毛を実現した。
|