研究概要 |
普通教室用机・椅子を小・中学生が使用した場合の号数変化による着座時の学習者の意識と身体的変化を明らかにするために,高さの異なる3種類の机・椅子を使用した。予備調査として実験では大学生を対象に,アンケートによる学習者の意識の変化と,体圧分布計測システムを使用した体圧分布の変化,唾液アミラーゼモニターを使用したストレス反応の変化,フリッカー値計測器を用いた疲労度の変化,超音波双方向血流計を用いた血流速の変化,簡易型脳波測定器を用いたα波とβ波の脳波の測定を行った。その結果, 1号だけ低い高さの机・椅子を使用したときに,疲労度が高くなることがわかった。
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