研究課題
基盤研究(C)
石川県加賀・能登地方の伝統的な食材の機能性について調べた。その結果,加賀レンコンにおいてチロシナーゼ阻害活性やアルドースレダクターゼ阻害活性が高かった。また,赤ズイキ粗色素は120℃までの加熱には抗酸化性・色調ともに安定であり,クッキーへの添加により脂質の酸化を抑制した。また, SOD様活性および糖化タンパク質生成阻害活性はズイキアントシアニンであるケラシアニンよりズイキ粗色素の方が高く,色素以外の成分の関与が示唆された。