研究課題/領域番号 |
21500797
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 東京家政学院大学 (2011) 新潟薬科大学 (2009-2010) |
研究代表者 |
三宅 紀子 東京家政学院大学, 現代生活学部, 准教授 (70314573)
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研究分担者 |
鈴木 恵美子 お茶の水女子大学, 大学院・人間文化創生科学研究科, 教授 (80154524)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ビタミンC / 酸化 / メイラード反応 / 加熱調理 / AGE受容体 / 安全性 / 培養細胞 / 細胞増殖 / α-カルボニル化合物 / 食品 |
研究概要 |
アスコルビン酸(AsA)およびその酸化加水分解生成物である2, 3-ジケトグロン酸(DKG)と食品タンパク質(カゼイン)との緩衝液中での加熱反応をグルコースおよびジカルボニル化合物を対照として行った。アミノ・カルボニル反応生成物がDKGについては、グリオキサール(GO)、メチルグリオキサール(MGO)と同程度であった。DKG由来グリケーション反応生成物(DKG-Casein)について、細胞増殖への影響を調べたところ、GOおよびMGOの場合よりも低濃度での細胞増殖抑制が認められた。さらに、AGE受容体(RAGE)のmRNA発現を調べたところ、DKG-Caseinの処理によりRAGEの発現が有意に上昇することが明らかになった。従って、食品中のビタミンC酸化生成物由来アミノ・カルボニル反応生成物が生体に影響を与え、その機構がRAGEを介する可能性が示唆された。
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