研究課題/領域番号 |
21500810
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
|
研究機関 | 長崎国際大学 |
研究代表者 |
榊原 隆三 長崎国際大学, 薬学部・生化学研究室, 教授 (30127229)
|
研究分担者 |
深澤 昌史 長崎国際大学, 薬学部・生化学研究室, 准教授 (20238439)
野嶽 勇一 長崎国際大学, 薬学部・生化学研究室, 助教 (30332282)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | バイオジェニックス / 乳酸菌 / 生理活性 / ガン / 発酵 / 肝炎 / 食品 / 癌 |
研究概要 |
本研究では、豆乳の乳酸菌発酵物PS-B1が示すガン細胞増殖抑制作用および肝保全作用について、その特性を検討した。PS-B1を作用させたヒト前骨髄性白血病細胞HL-60では、細胞内活性酸素の増大を介したアポトーシスが誘導され、細胞増殖が抑制されることが示唆された。また、ラット肝細胞および肝星細胞を用いて構築したアルコール性肝障害モデルに対するPS-B1投与実験の結果、PS-B1が肝細胞の変性・壊死を阻止し、肝星細胞のコラーゲン産生能を抑制することが判明した。さらに、ウイルス感染や薬剤服用を原因とする肝障害モデルに対しても、活性酸素種量レベルの制御を介した有意な肝保全作用が実証された。
|