研究課題/領域番号 |
21500893
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 大阪府教育センター |
研究代表者 |
橘 淳治 大阪府教育センター, 研究員 (10359292)
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研究分担者 |
三田村 緒佐武 滋賀県立大学, 環境科学部, 教授 (50030458)
中堂 寿美代 大阪府教育センター, 教科教育部, 研究員兼指導主事 (50463287)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 水環境 / 廃棄物原点処理 / 環境学習 / 教員研修 / 実験教材 / データベース化 / 安全 / 系統性 / 環境負荷 / ものづくり |
研究概要 |
平成22年度は、系統性のある水環境学習とそれに用いる環境負荷の小さな実験教材開発及び教員研修についての実証研究を行った。研究分担者、連携研究者と共に次の5項目の研究を進めた。 1. 教員及び学校への情報提供資料の収集とデータベース作成 水環境、廃棄物処理、環境、安全及びヒトの健康に関する市販書籍や論文、資料等のリストアップとデータベース化をし、さらに学校等からの問い合わせ対応システム構築の研究を行った。 2. 水環境学習に関する教員の意識調査 教員対象の水環境調査実習を行い、アンケート調査で体験を伴う実習の有効性が明らかになった。 3. 系統性のある水環境学習プログラムの実証研究 学校教員の協力を得て、地域や学校の実態に即した水環境学習プログラムの作成と実証授業を行った。身近な河川やため池など、地域の水を対象にした学習プログラムが有効であることが分かった。 4. 系統的な水環境学習実験教材の開発と改良 キットを使わず、比色分析の測定原理を押さえた水質分析実験教材を開発し、教員研修で用いた。 5. 廃棄物原点処理に基づく水環境実験法の開発 毒性の低い試薬の利用と土壌微生物による実験廃棄物の分解を組み合わせて、実験者自らが廃棄物を処理できる水環境実験法を考案し、理科の教員研修において環境学習と関連させて実施した。
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