研究課題/領域番号 |
21500939
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
鷹岡 亮 山口大学, 教育学部, 准教授 (10293135)
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研究分担者 |
霜川 正幸 山口大学, 教育学部, 准教授 (80437615)
阿濱 茂樹 山口大学, 教育学部, 准教授 (00361973)
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研究協力者 |
渡辺 芳雅 誠英高等学校, 教諭
片山 美樹 誠英高等学校, 非常勤講師
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 遠隔TA / 学習支援モデル / e-Pedagogy / 遠隔TA育成プログラム / e-Learning環境における学び方モデル / 協調的な支援スキル / 遠隔支援能力 / 高大連携 / 非同期型遠隔学習支援モデル / 遠隔支援能力育成プログラム / 遠隔学習スキル育成プログラム / 協調的学習支援 / 協調的な支援戦略及び支援スキル / e-learning環境における学び方モデル |
研究概要 |
次世代Web技術やコンピュータ技術の急速な進展によって、多様な学習形態に対応した学習環境(e-Learning環境)が実現可能になっている。このようなe-Learning環境において学習場の質を向上させるためには、次の問題を検討することが必要となる:(I)学習者や学習支援者が積極的に活動できるe-Learning環境や遠隔学習支援環境への対応.(II)チュータ、メンター、ファシリテータ、モデレータ等の役割を行う学習支援者に対して遠隔支援を行う能力を向上させるプログラムへの対応.(III) e-Learning環境における学習者の学習スキルを向上させるプログラムへの対応.特に、e-Learning環境に複数の学習支援者が介在する場合には、学習支援者が協調的に関わりながら学習を支援する手法など遠隔学習支援環境の特徴をいかした支援方法や内容を検討することが求められる。そこで本研究では、複数の学習支援者がネットワーク上から非同期に学習を支援する遠隔学習支援モデルを提案し、そのモデルを実現するための遠隔学習支援環境と遠隔支援能力を育成するためのプログラムを開発することを目的とした。具体的には、遠隔学習支援モデルを提案し、そのモデルで利用する遠隔学習支援環境のツールと学習支援者のための遠隔支援能力育成プログラムについて検討し、開発した。また、遠隔学習支援モデルの具体的ケースとして、高校生のグループ学習を対象にして、大学生が遠隔TA(Distance TA)として非同期に支援する遠隔TAプログラムを開発し、その学習実践を行った。これらの実践評価から、協調的な学習支援の有効性、学習者側の学習スキルや非同期支援における対面・同期の関わりの必要性などが明らかになった。
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