研究課題
基盤研究(C)
明治初期における電気に関する産業の具体的な姿を描き出し、時計師、伸銅、木工、組紐、ガラス吹きなど伝統的職人の技が新しい技術の国産化過程において寄与したこと、その後の電気産業発展の鍵が新たな材料の研究開発であり、理学系と工学系の連携不足が発展の阻害となったことを示唆した。また資料調査の過程から、電信分野では大北電信会社関係資料の所在を確認し、電力・照明分野では国内に現存するブラッシュ式アーク灯2台について同定しそれぞれ異なる製造者を特定した。
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国立科学博物館研究報告
巻: 33巻 ページ: 1-8
国立科学博物館研究報告 E類
巻: 33 ページ: 1-8