研究課題/領域番号 |
21500987
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化財科学
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研究機関 | 東京芸術大学 |
研究代表者 |
鈴鴨 富士子 東京芸術大学, 大学院・美術研究科, 非常勤講師 (60532497)
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研究分担者 |
蔵品 真理 (藏品 真理 / 栗原 真理) 東京芸術大学, 大学院・美術研究科, 非常勤講師 (40532479)
秋山 純子 独立行政法人国立文化財機構九州国立博物館, 学芸部, アソシエイトフェロー (10532484)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 絵画 / 結晶様物質 / 顔料と媒剤 / 保存環境 / 修復処置 / 結晶 |
研究概要 |
本研究は、絵画表面に発生する結晶様物質の劣化生成物の生成過程を解明し、材料の特徴や保存環境の影響を明らかにすることを目的に行われたものである。研究期間3ヶ年で、絵画作品の調査・分析を行い、また、調査から技法・材料の違いによる、生成物の発生原因を追及するため媒剤の異なる絵具試料を用いて湿熱劣化実験を行った。調査結果からは制作の技法・材料の違いにより、生成物の形状などに違いが認められ、分析結果から生成物の多くが複数の化合物であることが分かった。本研究から絵画の保存環境や修復処置を検討する際の指針を示す事ができたと考える。
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