研究課題/領域番号 |
21510065
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
|
研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
菊池 英明 弘前大学, 農学生命科学部, 教授 (60006111)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | ダイオキシン / Ahレセプター / CREM / ヒストンデアセチラーゼ / Sp1 / PP2A / トリコスタチンA / 酪酸ナトリウム |
研究概要 |
これまで、CYP1A1プロモーター領域に、Sp1、CREMという因子が転写の状態にかかわらず常に結合していることを明らかにしてきた。さらに、転写が抑制されているときには、HDAC1というヒストン脱アセチル化酵素が結合し、ヒストンアセチル基転移酵素活性を持つCBPが結合する結果を得た。また、Re-ChIPアッセイ法を行い、転写が起きていないときには、Sp1とHDAC1の結合が観察され、転写が開始されるとこの結合が外れることが示された。Sp1のSer-59は脱リン酸化されることで、標的遺伝子の転写が亢進することが知られている。TCDD処理により活性化されたPP2AがSp1のSer-59の脱リン酸化を引き起こし、CYP1A1の転写が活性化される機構が考えられた。
|