研究課題
基盤研究(C)
毒性金属であるカドミウムは、近位尿細管障害を引き起こす。そこで、小胞体ストレス抑制剤サルブリナルがカドミウムによるヒトHK-2近位尿細管細胞アポトーシスを抑制するかどうかについて検討した。その結果、サルブリナルは、翻訳開始因子eIF2αのリン酸化を持続させ、細胞死シグナル伝達経路を抑制することにより、カドミウムによるHK-2細胞のアポトーシスを抑制した。小胞体は、毒性金属曝露に対するストレスセンサーとして機能する可能性がある。
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Archives of Toxicology
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Toxicology and Applied Pharmacology
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