研究課題/領域番号 |
21510122
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ナノ材料・ナノバイオサイエンス
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研究機関 | 独立行政法人情報通信研究機構 |
研究代表者 |
田中 秀吉 独立行政法人情報通信研究機構, 未来ICT研究所・ナノICT研究室, 研究マネージャー (40284608)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2011年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 分子素子 / 単一分子セル / STM / NCAFM / SKPM / LCPD / 分子ナノセル |
研究概要 |
有機分子ナノ構造体が支持基板に対して示す接触電位差(LCPD)値を化学合成およびナノ構造制御により調整し、分子構造体が内包するナノスケールの固有情報として検出し活用するための手法について走査型プローブ顕微鏡(SPM)を主たる手段として検討した。その結果、ポルフィリン誘導体について、分子構造中央に配位する金属原子種や分子コンフォメーションの違いに応じてSPM像やLCPD値が変化する様子が観測された。これらは分子の電子状態やナノ構造を適切に制御することで電位情報を介した分子メモリや分子回路を構成することが可能であることを示唆する重要な知見と考える。
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