研究課題/領域番号 |
21510193
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
自然災害科学
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研究機関 | 国土地理院 (2011) 国土地理院(地理地殻活動研究センター) (2009-2010) |
研究代表者 |
今給黎 哲郎 国土地理院, 地理地殻活動研究センター, 総括研究官 (60370805)
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研究分担者 |
中埜 貴元 国土地理院, 地理地殻活動研究センター, 研究官 (60511962)
佐々木 圭一 金沢学院大学, 美術文化学部, 准教授 (50340021)
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連携研究者 |
小荒井 衛 国土地理院, 地理地殻活動研究センター, 室長 (50419876)
佐藤 浩 国土地理院, 地理地殻活動研究センター, 主任研究官 (60360468)
乙井 康成 国土地理院, 地理地殻活動研究センター, 主任研究官 (60581684)
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研究協力者 |
大井 信三 国土地理院, 総務部, 係員
矢来 博司 国土地理院, 測地観測センター, 地震調査官
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 火山噴火 / 火山活動史 / GPS地殻変動観測 / 化石含有調査 / 古地磁気測定 / 隆起活動史 / 火山編年 / ^<14>C年代測定 / 全岩分析 / 主成分分析 / 漂着軽石 / 地殻変動 |
研究概要 |
小笠原硫黄島の多くの段丘において,サンゴ化石や炭化木片の<14>^C年代測定により詳細な段丘編年を行うことにより,硫黄島の隆起活動は等速隆起(貝塚ほか, 1985)ではなく,断続的な隆起であると推定された.また, GPS観測により確認された近年の顕著な隆起速度は,約500年前の摺鉢山噴火に伴う元山上位段丘が形成された急激な隆起時に匹敵するものであり,今後の火山活動との関連が示唆される.「火山活動の前にはマグマの貫入によると思われる活発な隆起活動が発生する」という硫黄島の火山活動モデルが明らかになりつつある.
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