研究課題/領域番号 |
21510243
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
資源保全学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
伊東 明 大阪市立大学, 大学院・理学研究科, 教授 (40274344)
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研究分担者 |
名波 哲 大阪市立大学, 大学院・理学研究科, 准教授 (70326247)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 保全生物学 / 在来種保全 / 外来生物 / 雑種化 / タンポポ / マイクロサテライト / 移入種 / 保全 / 雑種 / 遺伝子汚染 / 遺伝子解析 |
研究概要 |
市民参との協働研究により、西日本でセイヨウタンポポに見える個体の63%、アカミタンポポに見える個体の31%が雑種で、在来二倍体種の分布しない地域にも雑種の割合が高い場所があることが明らかになった。遺伝解析により、雑種集団の遺伝的多様性は高いこと、混成群落のカンサイタンポポ個体の果実の0.05%が雑種種子であることがわかった。一方、在来種が混成する雑種個体の多くでは、同一群落の在来種から遺伝子を取り込んだ証拠は得られず、群落内、地域内での雑種形成より、群落外、地域外からの雑種個体の移入頻度の方が高いことが示唆された。
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