研究課題/領域番号 |
21510248
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
資源保全学
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研究機関 | 独立行政法人国立環境研究所 |
研究代表者 |
佐竹 潔 独立行政法人国立環境研究所, 生物・生態系環境研究センター, 主任研究員 (70150159)
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連携研究者 |
駒井 智幸 千葉県立中央博物館, 資料管理研究科, 上席研究員 (20260242)
三橋 雅子 大阪工業大学, 工学部, 講師 (20454556)
成瀬 貫 琉球大学, 熱帯生物圏研究センター, 助教 (30398309)
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研究協力者 |
山野 博哉 独立行政法人国立環境研究所, 生物・生態系環境研究センター, 主任研究員 (60332243)
佐々木 哲朗 NPO法人小笠原自然文化研究所, 研究員
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 十脚目甲殻類 / 海洋島 / 固有種 / 分類学 / 生態学 |
研究概要 |
海洋島の小笠原諸島に生息するオガサワラヌマエビは絶滅が危惧されているが、保全に必要な生活史は未解明であった。また、サンゴ礁生態系は危機的な状況にあるが調査は不十分であった。本研究では、小笠原諸島のサンゴ礁海域で調査を行い、十脚目甲殻類のインベントリを作成し、併せて絶滅危惧種の初期生活史を解明し、今後の保全施策に資することを目的としていた。小笠原諸島の母島地先のサンゴ礁海域で十脚目甲殻類の分布調査を行って、撮影を行い、約130種のリストを作成した。また、オガサワラヌマエビについては安定して飼育することが可能になり、生活史の初期に採餌しないこと、塩分濃度が低いと直ちに着底するが、塩分濃度が高くなるにつれ浮遊生活を行う幼生の比率が高くなることなどが確認された。
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