研究課題/領域番号 |
21510269
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 青山学院大学 |
研究代表者 |
渡邊 千秋 青山学院大学, 国際政治経済学部, 教授 (00292459)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 西洋史 / 宗教学 / 集合的記憶 / カトリック教会 / 記念碑 / アイデンティティ / 記憶 / スペイン / 地域研究 / スペイン内戦 |
研究概要 |
本研究は、「現代社会において宗教は戦争の犠牲者をどう祈念するのか」という命題を、スペイン・カトリック教会によるスペイン内戦の戦没者祈念のあり方と宗教・政治との関係性に焦点をあてて解明した。政教関係に関連した諸文書の内容分析や教会聖職者等関係者へのインタビューなど、研究期間中に行った一連の活動を通じて、1975年の民主化以降今日に至るまでカトリック教会の内戦観は多様化し、政教関係の変化とともにカトリック教会による戦没者祈念の形も変貌を遂げている状況が本研究を通じて明示された。
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