研究課題/領域番号 |
21510284
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ジェンダー
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
高橋 桂子 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 准教授 (50311668)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 就業選択 / 仕事のやり甲斐 / Perceived Organizational Support / Organizational Citizenship Behavior / やりがい感 / POS / OCB / 仕事と家庭の葛藤 / 配偶者の家事・育児参加 / POS(知覚された組織サポート) / OCB(組織市民行動) / 仕事に対する積極的態度 / 転職意思 / 女性雇用労働者 / モデル / 共分散構造分析 / 機会費用 / インターネット調査 / 保母 / 幼稚園の先生 / 質的研究 / 継続就業 / 一般職 / 大卒女性 |
研究概要 |
平成25年5月16日現在機関番号:13101研究種目:基盤研究(C)研究期間:2009~2012課題番号:21510284研究課題名(和文)出産前後の女性の就業選択行動の分析:「やりがい感」を中心に研究課題名(英文) Analysis of the employment choice behavior among reproductive women:focus on the concept of "Yarigai"研究代表者高橋 桂子(TAKAHASHI KEIKO)新潟大学・人文社会・教育科学系・准教授研究者番号:50311668女性はなぜ、第一子出産で7割もが労働市場から退職するのか。仕事がおもしろい、飲めり込めるような状況にあれば、周囲に対して継続就業を出来るよう主体的に働きかけていくのではないか、という仮説のもと、心理的側面(仕事のやり甲斐、Perceived Organizational Support: POS)や具体的な行動(Organizational Citizenship Behavior: OCB、仕事ぶり)に着目して検討を行った。その結果、仕事にやりがいがあることは継続就業選択の必要条件ではあるが十分条件とはいえないこと、上司からのサポートというPOSを感じるほど、組織コミットメントを高め、結果として転職意思を有意に抑制させるが仕事ぶりには有意な影響は与えないこと、などが明らかになった。キャリアの方向性を決める学校教育の場で、労働市場からの離脱に伴う機会費用の大きさを教えることの重要性も示唆された。
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