研究課題/領域番号 |
21510297
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ジェンダー
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研究機関 | 筑紫女学園大学 |
研究代表者 |
喜多村 百合 筑紫女学園大学, 文学部, 准教授 (20284458)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2012年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | インド / ジェンダー / 分権化 / 政治参加 / クォータ制 / ガヴァナンス / 分権化とジェンダー / インド・ケーララ州 / 社会関係資本 / 女性枠 / 開発とジェンダー / パンチャーヤティ・ラージとジェンダー / ケーララ州、UP州 / 新たな社会資本形成 / ケーララ州・グジャラート州 / 文化人類学 / エージェンシー |
研究概要 |
インドの分権化先進州ケーララにおける女性枠とジェンダー予算策に注目し、地域ガヴァナンスに参加した女性の活動実態の把握と、それがおよぼすジェンダー関係変化の理論的解明を試みた。成果として、女性議員の公務遂行能力の拡大を通して、公的領域における開発の再検討や私的領域の問題が顕在化され、「公共圏」「親密圏」の再編がアジェンダ化される可能性が示された。またジェンダー予算事業や国家貧困削減事業を通じて可能となった女性のネットワーキングから、政治的経済的エージェンシーが生成されつつあることが明らかとなった。
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