研究課題/領域番号 |
21520018
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
石川 徹 香川大学, 教育学部, 教授 (30212848)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 西洋哲学 / イギリス哲学 / 情念論 / 人間本性論 / ヒューム / リード / マンデヴィル / ハチスン / トマス・リード / 観念説 / 因果論 / 行為論 / 自由意志 / 自然主義 / 英国思想 / 情念 / 哲学 / マンドヴィル |
研究概要 |
18世紀英国の哲学を情念に関する理論を中心に検討した。検討の結果、ヒュームの情念論が彼の哲学の基礎理論というだけでなく、情念を巡る当時の議論に理論的な基盤を与えるものであることが判明した。彼は直感的な確信のみを最終的な根拠として戦われてきた利己主義対道徳感情論者の議論のための理論的基盤を提供したといえるのである。そして、ヒュームの批判者であるリードは、このような論争の外部からヒュームを批判することで、この主題の持つ可能性を示したということができる。
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