研究課題/領域番号 |
21520020
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
八幡 英幸 熊本大学, 教育学部, 教授 (70284718)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 規範理論 / 普遍主義 / 生命倫理 / 語り / 判断力 / 思想史 / 倫理学 |
研究概要 |
本研究は次のことを明らかにした:生命倫理において重要な役割を果たしてきた普遍主義の倫理は、「同種の事例」と「種類の異なる事例」との区別を必要とするが、そのような区別は広く共有された世間知、人間知の蓄積に依拠している。そのような蓄積は、ある種の快の感情に導かれ、いくつかの偶然的なものを包摂する新たな秩序を生みだす物語や判断力の機能なしには生じない。普遍主義の倫理とこのような営みとは一見異質に思われるが、実際には前者は後者によって支えられている。
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