研究課題/領域番号 |
21520027
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
冲永 荘八 帝京大学, 文学部, 教授 (80269422)
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研究期間 (年度) |
2009-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 形而上学 / クオリア / 一人称 / 自由意志 / 場所 / 中立的一元論 / 概念枠 / 限定 / 自然主義 / 脳と心 / 産出 / 伝達 / 直線的時間 / 実在 / 決定論 / 自由 / 物理主義 / 因果 / 規則 / 脳 / 心 / 純粋記憶 / 伝達的機能 / 宗教体験 / 霊魂 / 論理的外部 / 唯物論 / 形而上学の問題 / 虚無 / 絶対無 / 心の哲学 / 自然選択 / 創造論 / 根拠 / 内在的実在論 / 中立的実在 |
研究概要 |
脳という物質がなぜ心という物質には見いだせない性質を生み出すのか、心はどのようにして身体と相互作用をなし得るのか、主観性の核としての「私」はなぜ存するようになったか、私たちの意志は決定されているのか、それとも自由意志は存在するのか。こうした問いは形而上学の課題として哲学史上論争が続いてきた。 本研究はこれらの対立を乗り越える概念装置を作り上げるのではなく、そもそもこれらの対立概念を成立せしめている前提に遡り、問題自体を無効化することを試みた。その際、実在を無限定と見なし、反対に概念を実在の限定と見なす西田の場所的論理を応用し、私たちの概念装置の有用性と使用の限界について究明した。
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