研究課題/領域番号 |
21520031
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
清水 真木 明治大学, 商学部, 教授 (50314711)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2010年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 尊敬 / 公共性 / 教養 / 他者 / 自由 / 責任 / 実践的三段論法 / 妬み / 哲学 / 倫理学 |
研究概要 |
西洋哲学における公共性の概念史を尊敬概念との関連で解明した。尊敬概念の歴史を、自己了解との関係という観点から記述し、単なる倫理学的、心理学的な枠組を超えて、尊敬と公共性との関係を明らかにした。自尊心は、「自分に対する尊敬」なのではなく、反対に、他人に対する尊敬が自尊心から派生したものであることを確認した。また、尊敬の本質的機能が公共圏の基盤であることを明らかにすることにより、反対に、尊敬が十分に機能する対人関係、対人関係の場として公共圏の姿を記述することを試みた。
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