研究課題/領域番号 |
21520038
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
大谷 いづみ 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (30454507)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 安楽死 / 尊厳死 / フレッチャー / 自殺 / 武士道 / 棄老伝説 / 楢山節考 / 死生学 / 生命倫理 / キリスト教 / J・フレッチャー / 臓器移植 / カズオ・イシグロ / クローン / デス=エデュケーション / ジョセフ・フレッチャー / 状況倫理 / 医療倫理 / 倫理学 |
研究概要 |
本研究は、生命倫理学における安楽死・尊厳死論とキリスト教との関連性を歴史的・社会的に解析する企てである。その成果として、(1)生命倫理学黎明期のキリスト教神学者、J.フレッチャーの原著作の蒐集、(2)彼の"Dysthanasia","Anti-Dysthanasia"概念と日本の「尊厳死」言説との関係の解析、(3)安楽死・尊厳死運動において切腹や棄老伝説における「自死」が日本人の美徳としてキリスト教と対置されていること、(4)臓器提供を「自己犠牲」として期待する語りの構造を明らかにした。
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