研究課題/領域番号 |
21520044
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
中国哲学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
井川 義次 筑波大学, 人文社会系, 教授 (50315454)
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研究期間 (年度) |
2009-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2013年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2012年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2011年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2010年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2009年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
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キーワード | 宋明理学 / 朱子 / 張居正 / 『中国の哲学者孔子』 / 『中華帝国の六古典』 / ライプニッツ / クリスチャン・ヴォルフ / ベルンハルト・ビルフィンガー / イエズス会 / 啓蒙主義 / ヴォルフ / ビルフィンガー / カント / ヘーゲル / 東西思想交渉 / イエズス会宣教師 / ヴィルフィンガー |
研究概要 |
中国布教に関わるイエズス会宣教師らは有効な布教に資するため深く中国哲学を研究した。とりわけルイ十四世を後ろ盾とするフィリップ・クプレらによる『中国の哲学者孔子』や、スアレス等人文学に精通したフランソワ・ノエルによる『中華帝国の六古典』は、「四書」をラテン語に翻訳したが、その内容は西洋の世界観・価値観を転倒しかねない情報をはらむものであった。これらは張居正(ないしは朱熹)注釈をふまえたものであって、その翻訳は必然的に抗議の宋明理学の影響を直接・間接的に受けるものであった。本研究はこれら中国哲学紹介書のライプニッツ、クリスチャン・ヴォルフ、ビルフィンガーらに対する影響の如何について考察した。
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