研究課題/領域番号 |
21520080
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
思想史
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
飯野 和夫 名古屋大学, 国際言語文化研究科, 教授 (30212715)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 西洋思想史 / 感覚論 / コンディヤック / ボネ / デリダ / 記号 / 欲求 / 地下文書 / 世界形成論 / 記号論 |
研究概要 |
本研究では、まず18世紀のフランス語文化圏に感覚論哲学が生まれた背景を探り、感覚論哲学と親和的な性格を持った匿名の著作である『世界形成論』についての研究をまとめた。感覚論哲学それ自体の研究としては、コンディヤックが人間の精神活動の極めて動的な理解に到達していたことを示した。また、コンディヤックについて、人間知性の発展の道筋がどう考えられたかを検討し、そこで記号が果たす役割についての考察を跡づけた。さらにコンディヤックとボネの比較研究にも着手した。
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