研究課題/領域番号 |
21520091
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
思想史
|
研究機関 | 埼玉大学 (2011) 財団法人大阪市博物館協会 (2009-2010) |
研究代表者 |
井上 智勝 埼玉大学, 教養学部, 准教授 (10300972)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | 東洋・日本思想史 / 儒教 / 国家祭祀 / 東アジア / 祭祀 / エスノセントリズム / 近世 / 日本 / ベトナム / 儒学・儒教 / 宗廟 / 社稷 / 徳川王権 / 琉球 / 中国(明・清) / ベトナム(越南) / 朝鮮 |
研究概要 |
儒教的「礼」は近世期の日本の祭祀に影響を与えていたが、それは近世期の朝鮮や越南とは異なる形であった。朝鮮や越南の政権は、中華帝国同様、儒教祭祀を遵行することによって正当性を確保したが、日本の場合は神国思想というエスノセントリズムと仏教によって、儒教祭祀は、その名称や実態はあっても、個性的なものにならざるを得なかった。この点、琉球も同様である。ただし、朝鮮や越南の儒教祭祀も、自国のエスノセントリズムの影響を強く受けていた。
|