研究課題/領域番号 |
21520114
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美学・美術史
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研究機関 | 京都造形芸術大学 |
研究代表者 |
水野 千依 京都造形芸術大学, 芸術学部, 教授 (40330055)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 歴史人類学 / イメージ人類学 / 美術史 / 奇跡像 / ルネサンス / 聖像・偶像 / 奉納像 / 儀礼 / アケイロポイエドス / 芸術諸学 / 礼拝像 / イタリア / 奇蹟像 / ラファエッロ / アケイロポイエートス |
研究概要 |
本研究では、奇跡により特別の崇敬を集めたキリスト教聖像に着目し、ルネサンス文化における像の地位や機能について考察した。具体的には、トスカーナ地方で流行した聖母像崇敬の地理的変遷と像の地位をめぐる論理の分析、奇跡像の修復と複製についての調査、そして奇跡像崇敬を促進した人々の社会層や心性をめぐる考察という三つのケース・スタディにより、芸術的価値に終始しないイメージのあり方を理解する視座を得るとともに、歴史人類学的アプローチの可能性を示すことができた。
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