研究課題/領域番号 |
21520222
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
|
研究機関 | 池坊短期大学 |
研究代表者 |
松本 公一 池坊短期大学, 文化芸術学科, 教授 (60442258)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
|
キーワード | 書誌学 / 文献学 / 中世天台聖教 / 阿婆縛抄 / 行用抄 / 西山流 / 次第 |
研究概要 |
本研究は、『阿娑縛抄』写本、とくに全冊揃いで伝わっている写本の調査を中心に行い、書写年・書写者・書写した場所を中心に写本の系統整理をおこなった。写本の多くは江戸時代以後のものであったが、中世の写本が新たに数点確認できた。また、書写の系統整理により、西教寺の写本が近世の写本に大きく影響していることが判明した。また、『行用抄』という密教修法のテクストが、『阿娑縛抄』の内容と密接で、『阿娑縛抄』の内容理解を補うものであること、中世の『阿娑縛抄』の書写と同様の形がみられることが明らかになった。
|