研究課題/領域番号 |
21520225
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 舞鶴工業高等専門学校 |
研究代表者 |
村上 美登志 舞鶴工業高等専門学校, 人文科学部門, 教授 (40290762)
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研究期間 (年度) |
2009-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2013年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2012年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 福井・和久里 / 小浜・西方寺 / 京都・壬生寺 / 佛教儀礼 / 佛教伝承民俗芸能 / 唱導 / 無言仮面劇 / 能・狂言 |
研究概要 |
壬生寺から派生した融通大念佛狂言を受け継ぎ、現在まで伝承されているのが全国に5社寺あることを突き止め、その内の3社寺は壬生寺の指導下或いは、強い影響下にあることを明らかにし、更にその中にあっても、小浜市の狂言は、本寺壬生寺や全国の他の社寺には伝存しない演目を有していること、その演目の構成・配置等から、本寺ではすでに失われた「融通大念佛狂言」の始原的な本質や独自性等を明らめ、史料を駆使してその成立の古さにも言及した。 また、中国の文献調査等からは、資料を基にして和久里の演目の一つである「餓鬼角力」の地蔵や閻魔などの役割にも、新たな視点から踏み込んだ考察を加えていること等が成果として挙げられる。
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