研究課題/領域番号 |
21520228
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 国文学研究資料館 |
研究代表者 |
武井 協三 国文学研究資料館, 名誉教授 (60105567)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 近世文学 / 歌舞伎 / 野郎歌舞伎 / 演技 / 演出 / 絵画資料 / 『役者絵づくし』 / 象眼 / シカゴ美術館蔵 / 雁首のすげ替え / シカゴ美術館 / ボストン美術館 / スペンサー・コレクション |
研究概要 |
野郎歌舞伎の演技・演出の資料としては、絵画資料が重要な位地を占めている。この絵画資料は海外の美術館や図書館に所蔵されるものが多い。それらを現地調査し、初期の歌舞伎の実態を一部明らかにすることが出来た。とくにシカゴ美術館蔵において、17世紀後半の歌舞伎の舞台面を多く所載する『役者絵づくし』の最も古い版を発見したことは、学界への大きな貢献であった。これにより、歌舞伎の基本的な性格に「流行風俗の描写の重視」があることを提言できたことが、本研究の成果である。
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