研究課題/領域番号 |
21520229
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 小樽商科大学 |
研究代表者 |
吉田 直希 小樽商科大学, 言語センター, 教授 (90261396)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | オペラ / 犯罪 / 国民国家 / 小説 / 公共圏 / エロティカ |
研究概要 |
ジョン・ゲイの『乞食オペラ』は1728年の初演以来、18世紀を通してつねに人気を博した劇作である。この劇が首相ウォルポールの政治手法を揶揄するものであったことは有名であるが、勿論、時事諷刺の域に収まる作品ではない。『乞食オペラ』は19世紀前半に至るまで社会のあらゆる面でイギリス国民に多大な影響を与え続けており、長い18世紀を代表する文学作品である。本研究では、この作品をベネディクト・アンダーソンのいう「想像の共同体」という視点から精読しつつ、多様なテクスト群と比較対照することにより、19世紀のイギリス国民誕生に果たした『乞食オペラ』現象の歴史性を検討した。
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