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サヴォイ・オペラがイングリッシュネスの形成に及ぼす影響についての研究

研究課題

研究課題/領域番号 21520243
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 英米・英語圏文学
研究機関新潟大学

研究代表者

金山 亮太  新潟大学, 人文社会・教育科学系, 准教授 (70224590)

研究期間 (年度) 2009 – 2011
研究課題ステータス 完了 (2011年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワード大衆演劇 / メロドラマ / イングリッシュネス / ブリティッシュネス / 帝国主義
研究概要

平成22年度はサヴォイ・オペラ関連の書物2冊(単著と共著)を出版し、また、ヴィクトリア朝の小説家の演劇性について扱った論文を含む共著1冊が出版された。これまで数度にわたって科学研究費補助金を得て実施してきた19世紀英国大衆演劇についての研究とサヴォイ・オペラについての研究の成果を、このような形で世に問うことができたのは大変な喜びであった。単著については、同業者からの好意的な書評もあった。
具体的な研究の進捗状況としては、昨年度手つかずの状態であったイングリッシュネスに関する資料を文献だけでなく、図版も含め収集できたことが挙げられる。これには国内の早稲田大学、同志社大学、大阪大学などの図書館にお世話になった。また、19世紀英国演劇関係のリプリントが入手できなかった代わりに、この時期の大衆文化に関する図版のリプリントを購入できたため、当時のイギリス国内の劇場や家庭内でどのような品物が使われていたか、どのような値段で購入されていたかなどといった、一見些末に見えるが重要な知見を加えることができ、具体的な文化現象の考察が可能になった。
サヴォイ・オペラに関する研究書の書評(『ヴィクトリア朝文化研究』8号)や日本ヴィクトリア朝文化研究学会のニューズレターにイングリッシュネス関連の記事の寄稿を求められるなど、この研究課題に関心を寄せている同業者が増えていることを感じている。最終年度には英米の国際ギルバート&サリヴァン祭に参加する予定である。

報告書

(2件)
  • 2010 実績報告書
  • 2009 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 図書 (4件)

  • [雑誌論文] ノンポリの政治性-サヴォイ・オペラの功罪について2009

    • 著者名/発表者名
      金山亮太
    • 雑誌名

      英文学研究(支部統合号) 2

      ページ: 201-203

    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
    • 査読あり
  • [図書] サヴォイ・オペラへの招待-サムライ、ゲイシャを生んだもの-2010

    • 著者名/発表者名
      金山亮太
    • 総ページ数
      72
    • 出版者
      新潟日報事業社
    • 関連する報告書
      2010 実績報告書
  • [図書] イギリス文化史2010

    • 著者名/発表者名
      井野瀬久美恵, 他13名
    • 総ページ数
      345
    • 出版者
      昭和堂
    • 関連する報告書
      2010 実績報告書
  • [図書] ギャスケルで読むヴィクトリア朝前期の社会と文化2010

    • 著者名/発表者名
      松岡光治, 他34名
    • 総ページ数
      685
    • 出版者
      渓水社
    • 関連する報告書
      2010 実績報告書
  • [図書] <声>とテクストの射程2009

    • 著者名/発表者名
      高木裕, 他11名
    • 出版者
      知泉書館
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書

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公開日: 2009-04-01   更新日: 2016-04-21  

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