研究課題/領域番号 |
21520263
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
小谷 耕二 九州大学, 大学院・言語文化研究院, 教授 (40127824)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 南部文芸復興 / 文化的自画像 / ウィリアム・フォークナー / アレン・テイト / 行け、モーセ / 父たち / ストーンウォール・ジャクソン伝 / 南部の文化的自画像 / 『ジャクソン伝』 / フォークナー / 『行け、モーセ』 / 英米文学 / アメリカ南部文学 / 南部アグレーリアン / ジャクソン伝 / デイヴィス伝 / ウィルバー・J・キャッシュ / 『南部の精神』 |
研究概要 |
本研究においては南部文芸復興期を代表する二人の文学者、アレン・テイトとウィリアム・フォークナーを考察の対象として取りあげ、前者の伝記作品『ストーンウォール・ジャクソン伝』と後者の小説『行け、モーセ』を、そこにどのような南部の文化的自画像が描きだされているかという観点から検討した。テイトのジャクソン像の造型にはこの詩人のモダニズム的不安からの脱却の夢が投影されていることを、またフォークナーは黒人女性モリー・ビーチャムの造型のなかに南部の伝統的な文化的自画像を書き換える力をはからずも付与したのではないかということを指摘した。
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