研究課題/領域番号 |
21520272
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 愛知県立大学 |
研究代表者 |
鵜殿 悦子 愛知県立大学, 外国語学部, 教授 (00128638)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 米文学 / アフリカ系アメリカ文学 / 英米文学 / 物語 / ジェンダー/セクシュアリティ / 人種 / 英米文 / ジェンダー / セクシュアリティ / 民話 / おとぎ話 / 語り |
研究概要 |
トニ・モリスンの文学テクストにはおとぎ話・民話・歴史等の物語の枠組みが見られる。しかし、表面的な枠組みはやがて換骨奪胎され、まったく異なる物語の枠組み、すなわち物語の深層構造が現れてくる。このような物語構造の特徴は、物語内容と深い関係をもっている。つまりそれは人と人との関係性の暗喩なのである。モリスンの小説において、血縁、人種、性、階級等に拠る通常の関係が無効にされ、まったく新しい関係が取り結ばれてゆくさまを検証した。
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