研究課題/領域番号 |
21520285
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 明治学院大学 |
研究代表者 |
佐藤 アヤ子 明治学院大学, 教養教育センター, 教授 (70139468)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 環境正義 / 英語圏文学 / カナダ文学 / カナダ先住民 / デイビッド・スズキ / トムソン・ハイウエイ / マーガレット・アトウッド / 国際ペン東京大会 / 東京国際ブックフェア / アベナキ族 / 口承文学 / 日本カナダ文学会 / 明治学院大学国際平和研究所 / 『負債と報い-豊かさの影』 / 先主民口承民話 / カナダ / 生命愛 / マラリンガ / アイヌ民族 / アボリジニー / Shellie Morris / Joanne Tompkin / S.Grace / Michael N.Yahgulanaas |
研究概要 |
<環境正義>の概念は、自然の生態系を守ることと社会的正義の同時追及の必要性を示す概念として注目されている。この概念をカナダ先住民の口承文学に探り、一見荒唐無稽に思える彼等の神話が、社会学的、科学的整合性を理解した「先を見越した」ものであったかを考察。さらに、環境破壊が増す一方の今日において、大地との共生、自然界に対する正義を優先する先住民の知恵が現代のカナダ先住民作家やマーガレット・アトウッドのようなカナダ人作家にどのように継承されているかを考察した。この概念を用いて文学作品分析を行う研究は.なく、今後活用されよう。
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