研究課題/領域番号 |
21520302
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
|
研究機関 | 天理大学 |
研究代表者 |
山本 真司 天理大学, 国際学部, 講師 (80434976)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | イギリス / ルネサンス / 宴会 / 空間 / シェイクスピア / バンケット / 英国カントリーハウス / 家政術 / エンブレム / 植民地主義 / 『テンペスト』 |
研究概要 |
本研究では、英国ルネサンス期における宴会形式の社会的文化的特徴を分析した。 宴会の実践が、詩や演劇といった文学的表現だけでなく、音楽、舞踏、狩猟、料理などの文化的社会的実践にどのような影響を与えたかを考察した。 シェイクスピアや同時代の文学作品における宴会の場を理解する際の困難さが、公私の空間の境界線が曖昧であることに起因することを明らかにした。 最後に、エンブレムや植民地主義的言説に視点を広げ、パトロン貴族だけでなく、新興の中産階級の自己形成が当時どのように行われたかを、宴会の実践という場に関連付けて考察した。
|