研究課題
基盤研究(C)
保守革命の思想家たちの世界観は、ゲーテ以降の伝統的なドイツ教養理念に深く根ざしている。シュペングラーは「無限」への意志、「超越」への意志を西洋文化の特質と見なし、それを「ファウスト的」と呼ぶことによって、ゲーテの「ファウスト」とニーチェの「探求者」を結び合わせた。エルンスト・ユンガーの理想とした「戦士」にも、フマニテートの血が流れている。トーマス・マンもまたドイツ的市民性の根底に、カントに遡る「倫理」を見出した。
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ドイツ文学研究
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120002924343
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http://www.z.k.kyoto-u.ac.jp/lang_german.html