研究課題/領域番号 |
21520326
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学(英文学を除く)
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
田辺 欧 大阪大学, 世界言語研究センター, 教授 (60243276)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2010年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | 越境文学 / 北欧文学 / 比較 / 脱領域性 / 総合芸術 / 越境 / 北欧児童文学 / 統合芸術 / 比較文学 / 移動文学 / アンデルセン / 旅 / ドイツ・ロマン主義 |
研究概要 |
本研究はアンデルセン文学のなかで特にマイナーとされるジャンルを中心に、"移動"というテーマによってテクストを選別し、脱領域観点からアンデルセン文学を「越境文学」として検証することであった。空間と文化を越境しつづけたアンデルセンの流動的なマルチ芸術性に注目しつつ、アンデルセン文学が複数の文学領域、また文学以外の芸術領域と交錯するなかで「総合芸術」として創造されたことを考察した。その結果、単にロマン主義文学としての「総合芸術」の所産に留まることなく、現代においても、統合芸術として、常に新たな解釈の可能性があることが検証された。
|