研究課題
基盤研究(C)
1643年以降のいわゆるジャンセニスム論争が『アウグスティヌス』の恩寵論を中心に展開されたのとは対照的に、1643年以前の黎明期ポール・ロワヤルの思想は、道徳=悔悛(『頻繁な聖体拝領』、信仰=恩寵(「『イエス・キリストへの信仰の必要性』、愛徳(対シルモン論争および愛に関する未刊の著作)、さらに水面下での痛悔論争を含んだ四分野が有機的に連関する形で展開された。後に、黎明期ポール・ロワヤルとジャンセニスムはパスカルにおいて総合される。たとえば『第五プロヴァンシアル』で行っている道徳と恩寵との必然的関連の指摘はその一例である。
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武蔵大学人文学会雑誌
巻: 第46巻第1号(印刷中) ページ: 1-11
フランス哲学・思想研究
巻: 第18号 ページ: 179-186
フランス哲学・思想研究
巻: 18 ページ: 179-186
巻: 第42巻第1号 ページ: 1-55
120005279518
XVIIe siècle
巻: n˚248, 62e année, n˚3 ページ: 479-489
Chroniques de Port-Royal
巻: 第60号 ページ: 207-218
XVIIe siecle
巻: 第248号(第62巻第3号) ページ: 479-489
Chroniques de Port-Royal n°60(印刷中)
Dix-septieme siec ; e n°248(印刷中)