研究課題/領域番号 |
21520368
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
各国文学・文学論
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
氏岡 真士 信州大学, 人文学部, 准教授 (60303484)
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研究分担者 |
伊藤 加奈子 信州大学, 人文学部, 准教授 (80293489)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 中国文学 / 八巻本 / 百二十四回本 / 征四寇 / 石印本 / 百十五回本 / 三大寇本 / 十巻本 / 三十巻本 / 不分巻系繁本 / 英雄譜本 / 漢宋奇書 |
研究概要 |
『水滸伝』の版本は一般に(文)繁本と(文)簡本に大別され、多くの研究者は前者を後者より重視している。結果的に百二十四回本や八巻本、十巻本、三十巻本など重要な版本の研究が進んでいなかった。本研究はこれら(文)簡本を中心に調査分析を行ない多くの知見を得たものである。注意すべきは金聖歎による七十回本の独擅場とされる清代にも(文)簡本が版を重ねていたことで、この事実は当時の読者層の二極化を示唆する。
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