研究課題/領域番号 |
21520411
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
児玉 望 熊本大学, 文学部, 教授 (60225456)
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研究期間 (年度) |
2009-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 音韻論 / 韻律音韻論 / 二型アクセント / 無アクセント / 語声調 / N系アクセント / コントゥアトーン / 音声学 / アクセント / ドラヴィダ諸語 / 談話音声 / アクセント史 / 境界表示 / 韻律階層 / イントネーション / 韻律構造 / 日本語 / ドラヴィダ語 / 音韻句 / 音韻語 |
研究概要 |
九州の諸方言やインドの諸言語においては、語や文節などのまとまりが境界付近のピッチ変化によって示される仕組みをもつものが多い。これを境界特徴と呼ぶ。自発談話音声録音資料の分析を通じて方言ごとの境界特徴を分析した。九州諸方言に関しては、平安朝期以前の段階からの通時的変化として分布を説明することもできることが明らかになった。これは、九州諸方言が、本州方言のような位置アクセントを失ったのではなく、本来祖語のもっていった語声調的特徴のみを維持して位置アクセントを獲得しなかった、という可能性を示唆している。
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