研究課題/領域番号 |
21520459
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
伊藤 益代 福岡大学, 人文学部, 准教授 (10289514)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 言語習得 / 量化表現 / 削除 / 表層照応 / 束縛変項 / implicit variable / 言語獲得 / 削除現象 / LFコピー操作 / stripping構造 / 事象関連電位 / 照応 / LF再構築 / 裸名詞句 / sloppy読み / strippingn構造 / imlicit variable |
研究概要 |
表層照応のひとつであると考えられる格標識付きstripping構文を用いて、次の2つの実験調査を行った。(1)日本語児が正しく当該削除文を解釈できるかどうか(オフライン実験)。(2)同大人が、照応という操作を本当に行っているかどうか(事象関連電位[ERP]を用いたオンライン実験)。 結果、(1)については、先行詞が量化表現である場合も含め、「自分」および空の変項について子供が正しく束縛変項解釈をすることが明らかとなった。(2)については、照応についての心理的実在性を示し、同時に、当該逸脱文については、その逸脱が統語的な性質であることを示した。
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