研究課題
基盤研究(C)
チベット=ビルマ語族に属するカイケ語はこれまでほとんど調査されることがなかった言語であるが、本研究ではネパールでの現地調査によりこの言語の記述研究を進展させると共に、言語系統的に最も近いと推測されてきたタマン語群諸語とチベット語との歴史的関係について理解を深めた。また、カイケ語の音調体系について、周辺のヒマラヤ諸語に見られる音調体系と比較対照しながら、その特徴を明らかにした。
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東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
巻: (発行予定)
ページ: 109-125
チベット=ビルマ系言語の文法現象1:格とその周辺
ページ: 109-126
Yasuhiko Nagano(ed.), Issues in Tibeto-Burman Historical Linguistics(Senri Ethnological Studies75)
巻: 75 ページ: 99-117
120002757123
Senri Ethnological Studies (Issues in Tibeto-Burman Historical Linguistics) 75
ページ: 99-117