研究課題/領域番号 |
21520464
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 |
研究代表者 |
能田 由紀子 株式会社国際電気通信基礎技術研究所, 知能ロボティクス研究所, 研究員 (60374104)
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研究分担者 |
一ノ瀬 裕 九州産業大学, 情報科学部, 教授 (20352106)
正木 信夫 株式会社国際電気通信基礎技術研究所, メディア情報科学研究所, 研究員 (40181630)
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連携研究者 |
正木 信夫 株式会社国際電気通信基礎技術研究所, 知能ロボティクス研究所, 主幹研究員 (40181630)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 言語の生物的基盤 / 遅延聴覚フィードバック / 脳活動計測 / fMRI / 発話の制御 / 発話生成・聴取 / f MRI / 調音運動 |
研究概要 |
自己の発話を200ms程度遅らせて話者に聞かせる遅延聴覚フィードバック(Delayed Auditory feedback, DAF)を与えると、流暢な発話が阻害されることが報告されている。本研究ではDAFの影響の受けやすさの異なる話者がDAF条件下での発話を行う際の脳活動をfMRIを用いて計測し、影響の受けやすさと脳活動の関係を調べた。DAFの影響を受けにくい被験者ではDAF条件下での発話時に左運動前野、内側前頭回、左島皮質前部の活動が高くなっていることが明らかになった。このことからDAFの影響を受けにくい被験者はDAF条件下で発話運動のプログラミングおよびコントロールに関与する脳領域の活動が活発になることにより発話を比較的流暢におこなえていることが示唆された。
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